主催者より
昨今の出版社を取りまく環境は大きく変化いたしました。公立図書館などによる大量貸本、オンライン書店の隆盛、書店によるポイント制の導入など、流通面だけをとりあげても変革の時代に入ったと考えられます。しかしながら、現状の出版界は環境変化に十分に対応しているとは思われません。書籍の販売は伸び悩み、出版社の倒産や破綻も相次いでおります。
私たちは国としての文化的競争力を維持するために、日本の出版文化を維持・発展させなければならないと考えます。書籍販売会社や出版社はこのような環境の変化を、新たなビジネスチャンスとして前向きにとらえるべきです。印刷活字文化の新たな価値を創造していくことが必要なのです。
インフォバーンの代表者である小林は、インターネット文化を活字で表現する「WIRED(ワイアード)」をはじめとして新しい出版に挑戦しております。また、インスパイアの代表者である成毛は、蔵書家・書評家として出版文化に深い憂慮を持っておりました。 『出版バリューマネジメント研究会』は、1998年の創業来デジタルメディア・印刷メディアともに関わってきた出版社である株式会社インフォバーンと、従来型実業企業を対象に企業価値向上を目指したコンサルティング活動をする株式会社インスパイアの共同提案による研究会です。